
なぞり書きシート「呪の金剛石」野村胡堂

「呪の金剛石」野村胡堂
光沢や切りようは、疑いもなくダイヤですが、色があまりに鮮麗な青(ブリュー)ですから、どうかしたらエメラルドかも知れないと思いました。
が、エメラルドにしても、こんな素晴らしい品は、ジュマの小説の中へ出て来るモンテ・クリスト伯なら知らず、実在にはローマの大寺院や、ロシアの旧ロマノフ家にもあろうとは思われません。キャラットにして、百二十、いやどうかしたら百五十以上あるかも知れないのです。
雑感
頭の中でイメージがぐるぐるする文章です(^◇^;)
「鮮麗な青(ブリュー)」と言われてまず青色が頭に浮かび、その後すぐの「エメラルドかも」で、なるほど昔の人は緑も青もひっくるめて青って言ってたっけと納得し……かけたところに、モンテ・クリスト伯だの、ローマの大寺院だの、旧ロマノフ家だの絢爛豪華な名前が怒濤のように押し寄せて、そこから一気の「百五十以上」でとどめを刺される。そんな感じです。
150カラットと言われてもそれがどれほど大きいのかイメージできなかったので、ChatCPTにお伺いをたてたところ
マッチ箱半分くらいの大きさ
とのことでした。
なるほど、家にあるストーンディフューザーの石(たぶんフローライト)くらいの大きさってことね、と勝手に理解しております。