#11 アクアマリン（藍玉）

　海の深き青を宿すアクアマリン。その透明なる結晶は、まさに海神の涙のごとく、清らかにして神秘的なる輝きを放つ。古より「海の宝石」と称えられたる宝玉は、永遠の若さと希望を象徴する力を宿すと伝えられたり。
　その清らかなる青色は、穏やかなる海面より深き海底まで、あらゆる水の様相を映し出すがごとく。光を通せば、まるで海中を漂うがごとき幻想的な輝きを放つものなり。
　その清浄なる力は、心身を癒し、感性を高め、柔軟なる心をもたらすと言われる。まさに海の女神の恵みを受けし宝石にて、永遠の美と知恵の象徴なり。