石物語&なぞり書き

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#4 シトリン(黄水晶)

太陽の光を宿したる黄金の輝きシトリンは、大地の深き胎内にて悠久の時を経て生成される神秘の結晶なり。
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#6 タンザナイト(灰簾石)

青紫の深き輝きをたたえるタンザナイト。アフリカの大地、キリマンジャロの麓にて生まれし希有の宝石は、光の変化に応じて色彩を移ろう。昼の青き輝きは夕暮れの紫に溶け、見る者の眼前にて神秘の舞を演じる。
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#22 クリソコラ(珪孔雀石)

蒼碧の深き大地より生まれし宝玉、クリソコラの姿こそ自然の神秘を映す鏡なり。その色彩、時に深き森の緑を思わせ、また時に澄み渡る大空の青さをたたう。古来より知恵と癒しの力を宿すとされし石なれば、心を鎮め、魂を浄化する力あり。
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#21 エメラルド(翠玉)

太古の地底より生まれし宝石エメラルド。幾星霜を経て人の手に渡りきたるその姿は、まさに大自然の神秘の結晶にして、言葉も及ばぬ美しさなり。透き通る緑青の色合いは、生命力溢るる森林を思わせ、心に安らぎを与うるものなり。硬度高く、永遠の愛の象徴として珍重されし由縁も、理解に難からず。
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#20 カルサイト(方解石)

白き光沢を湛えし清冽なる石カルサイト。その姿は三方晶系の美しき形を成し、透明なるものより乳白色を呈するものまで、様々なる表情を見せる。
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#19 カイヤナイト(藍晶石)

蒼碧の深みより生まれし神秘の石、カイヤナイト。その姿、まことに清らかにして気高し。空の色をまといし結晶は、まるで天上の宝石のごとく輝きを放つ。深遠なる青藍の色合いは、まさに神の眼差しを思わせる。
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#17 アレキサンドライト(金緑石)

光の魔術師と称えられし宝石、アレキサンドライト。その神秘なる変色の術は、見る者の心を奪わずにはおかぬ。昼の光を浴びれば、深き森のごとき緑をたたえ、夜の灯火に照らされれば、情熱の赤き炎となりて輝く。
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#16 アンバー(琥珀)

陽なる太陽の輝きを宿し、陰なる大地の記憶を封じ込めし琥珀よ。数千万の星霜を経て、松柏の精が結晶となりし神秘の宝玉なり。
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#15 アメトリン(紫黄水晶)

紫と黄金の光彩をたたえし自然の奇跡アメトリン。アメジストとシトリンの二つの魂が一つに融け合いしその姿は、まさに神秘の極み。アメトリンの持つ二色の調和は、心身の均衡を象徴す。紫の静けさと黄金の活力が一つとなりし様は、人の内なる矛盾をも昇華せしむ。
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#13 アベンチュリン(砂金石)

深き森の奥底より生まれし宝石アベンチュリン。古の賢人たちの間にて霊妙なる石として伝えられし鉱物なり。その内なる雲母の粒子は、まるで微かなる希望の光を封じ込めたるがごとく、柔らかき煌めきを放つ。アベンチュレッセンスと呼ばるる光の妙は、見る者の心を魅了するなり。