石物語&なぞり書き

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#13 アベンチュリン(砂金石)

深き森の奥底より生まれし宝石アベンチュリン。古の賢人たちの間にて霊妙なる石として伝えられし鉱物なり。その内なる雲母の粒子は、まるで微かなる希望の光を封じ込めたるがごとく、柔らかき煌めきを放つ。アベンチュレッセンスと呼ばるる光の妙は、見る者の心を魅了するなり。
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#12 アゲート(瑪瑙/めのう)

古の大地の息吹を宿りたるアゲートは、微細なる石英の結晶の集まりにして、神秘の縞模様をたたえる宝石なり。層をなす色彩は、まるで地球の悠久の歴史を語るがごとく、深遠なる美を映し出す。
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#8 ガーネット(柘榴石)

深紅の炎のごとき輝きを放つガーネット。地の底深く生まれし鉱物にして、五千年の悠久の歴史を刻む宝石なり。その名は、ラテン語の「種子」に由来する。
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#7 ジルコン(風信子石)

地球最古の鉱物として知られるジルコン。その輝きは、太古の昔より変わることなく、時を超えて今に至る。豊かなる色彩をまとう宝石は、青き海の深さ、赤き炎の情熱、黄金の輝きを映し出す。
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#5 ターコイズ(トルコ石)

天空の色を映すかの如き鮮やかな青緑の色合いは、大地と空の調和を体現せり。その表面に刻まれし黒き網目模様は、まるで蜘蛛の巣のごとく繊細にして美しく、見る者の魂を捉えて離さず。