なぞり書き

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#6 タンザナイト(灰簾石)

青紫の深き輝きをたたえるタンザナイト。アフリカの大地、キリマンジャロの麓にて生まれし希有の宝石は、光の変化に応じて色彩を移ろう。昼の青き輝きは夕暮れの紫に溶け、見る者の眼前にて神秘の舞を演じる。
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#5 ターコイズ(トルコ石)

天空の色を映すかの如き鮮やかな青緑の色合いは、大地と空の調和を体現せり。その表面に刻まれし黒き網目模様は、まるで蜘蛛の巣のごとく繊細にして美しく、見る者の魂を捉えて離さず。
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#4 シトリン(黄水晶)

太陽の光を宿したる黄金の輝きシトリンは、大地の深き胎内にて悠久の時を経て生成される神秘の結晶なり。
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#3 トパーズ(黄玉)

澄みたる輝きを宿すトパーズ。その光は秋の空を思わせる清澄さを湛え、見る者の心を静謐へと誘う。古来より「太陽の宝石」と称えられし宝玉は、邪気を払い、幸運をもたらす力を宿せりと伝えらる。
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#2 トルマリン(電気石)

深淵なる大地の懐より生まれしトルマリン。その結晶は百を超える色彩を宿し、世に存在せぬ色なしとうたわれし神秘の宝石なり。
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#1 オパール(蛋白石)

神秘の輝きをたたえるオパール。その内に秘められし遊色の光は、まさに天空の虹を閉じ込めたるがごとく、見る者の魂を揺さぶるなり。