
オニキス – 揺るぎない意志を育む漆黒の守護石

オニキスは、その深い黒色と神秘的な力で古代から人々に愛されてきた天然石です。魔除けや精神安定の効果があると言われ、現代でもアクセサリーやお守りとして人気を集めています。
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石言葉 – 強さと集中力の象徴
オニキスの石言葉には以下のようなものがあります:
- 成功
- 忍耐
- 魔除け
これらの石言葉は、オニキスが古くから持つとされる特性を象徴的に表現したものと言えるのかもしれません。
オニキスの効果 – 心と体を守る強力なパワー

オニキスは非常に強力な効果を持つパワーストーンとして知られています。その効果は多岐にわたりますが、大きく分けると以下のようなものがあります。
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- 魔除け:ネガティブなエネルギーや悪意から守る。
- 精神安定:心を落ち着かせ、自己肯定感を高める。
- 集中力向上:目標達成に向けた意思を強化する。
- 悪縁切りと良縁呼び込み:人間関係の改善や新たな出会いを促進
以下に詳しく見ていきます。
強力な魔除け効果
オニキスの最も有名な効果は「魔除け」です。中途半端な効果ではなく、大変強力な魔除けの効果を発揮すると言われています。オニキスを身につけることで強力なバリアが周りに張られ、持ち主を悪いことから守ってくれると考えられています。古くから邪気を払い、悪いエネルギーから身を守るためのアイテムとして用いられてきました。
意志力と判断力の強化
オニキスは持ち主に正しい判断をさせる意志力を身につけさせるとも言われています。誘惑を断ち切り、自分の意思を貫きたい時にオニキスは絶大な効果を発揮するでしょう。インドの行者は湧き上がる邪念や誘惑を払うためにこの石を使ったとされ、カトリックでは情熱の抑制に使ったとも言われています。
精神の安定と集中力向上
オニキスは心と精神を安定させる石として用いられます。船のイカリのような役目を果たし、すぐに動揺したり、ヒステリックになったり、精神的・肉体的に乱れがちだったり、人の意見に流されやすい場合に効果的とされています。
悪縁を断ち切る
オニキスは執着を手放すサポートをすると言われ、不要な縁を断ち切る石として知られています。
こんな人にオススメ
オニキスは以下のような方々に特におすすめです。
- 目標を達成したい方
- 強力な魔除けのお守りがほしい人
- ネガティブなエネルギーを払いたい人
- 物事を冷静に対処できるようになりたい人
- 人間関係を改善したい人
オニキスのお手入れ&浄化方法

オニキスのお手入れと浄化方法については以下の通りです。水分が染みこみやすい性質があるので、水につけ置きするのは避けてください。
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お手入れ方法
日常的なケア
- 中性洗剤を溶かした水で優しく洗います。
- 柔らかいタオルで水分を拭き取り、十分に乾燥させます。
- 水につけ置きは避けましょう。
保管時の注意点
- 直射日光を避け、暗所で保管します。
- 水分や化学薬品(整髪料、香水、化粧水など)が付着した場合は速やかに拭き取ります。
定期的なメンテナンス
- 夏季の使用後は、汗や化粧品などの付着物を洗い流すことをおすすめします。
- ワイヤーに隙間が見えるようになったら、糸替えを検討しましょう。
浄化方法
オニキスの浄化には以下の方法が効果的です:
- アメジストクラスター: ◎(特に効果的)
- 月光浴: ◎(特に満月の夜がおすすめ)
- ホワイトセージ: ◎(煙で浄化)
- 水晶クラスター: ◎(水晶の上に置いて浄化)
特にアメジストを使用した浄化がオススメです。アメジストクラスターの上にオニキスを置くか、アメジストさざれ石の中に一晩埋めることで、深い浄化効果が得られます。
注意:水や塩、直射日光による浄化は避けてください。
これらの方法を適切に組み合わせることで、オニキスの美しさとエネルギーを長く保つことができます。
オニキスの特性 – 鉱物学的特徴

オニキスは鉱物学的に見ると、カルセドニーのグループに属する石英(SiO2)の一種です。以下にその特性をまとめます。
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硬度: 6.5〜7(モース硬度)
比重: 2.55〜2.70
屈折率: 1.53〜1.54
結晶系: 三方晶系/六方晶系(微晶質)
光沢: ガラス光沢または樹脂光沢
色: 主に黒色(ブラックオニキス)、その他縞模様のあるものも
透明度: 半透明から不透明
へき開性: なし
オニキスはクォーツグループに属する宝石の中でも、潜晶質(結晶が小さくて見分けがつかないほど)のクォーツに分類されます。カルセドニーはこの潜晶質のクォーツの一種であると同時に総称でもあり、太古から愛されてきた多くの宝石を含んでいます。
また瑪瑙(めのう)とオニキスの違いは縞の形状だけで、瑪瑙のうち平行な縞のあるものがオニキスです。瑪瑙には曲がった不規則な縞があり、オニキスは平行な縞を持っています。
オニキスの種類とそれぞれの特徴
オニキスにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
ブラックオニキス(黒瑪瑙)
最も一般的に知られているのがブラックオニキス(黒瑪瑙)です。深い黒色で光沢があり、ジュエリーやデコレーションデザインの世界で人気があります。その深みと光沢のある仕上がりにより、高級感を演出します。
実は市場には人工的に着色されたブラックオニキスも多く出回っています。縞瑪瑙を蜂蜜やお砂糖に浸し、熱い硫酸に漬けることで砂糖を炭化し、完全に黒くするのです。この方法は古代エジプトでも利用されていた伝統的な変色方法です。
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サードオニキス(サードニクス、紅縞瑪瑙)
サードオニキスは、赤褐色と白色の縞模様が特徴的なオニキスです。「紅縞瑪瑙」(べにしまめのう)とも呼ばれます。古代から人気があり、ローマ人はサードオニキスを印章やお守りとして使用していました。
サードオニキスはローマで大変尊ばれ、ローマの将軍プブリウス・コルネリウス・スキピオはサードオニキスを好んで身につけたことで知られています。
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その他のオニキス
オニキスの縞の色は白色をはじめ、(紫や青のような色合いを除き)ほぼあらゆる色のものがあります。一般には、オニキスの標本にある縞模様は黒色や白色です。
オニキスの歴史 – 古代から現代まで
オニキスは古くから人類に愛されてきた石です。その歴史は古代にまで遡ります。
古代における利用
オニキスは古代から「悪霊から身を守る石」として悪いものから身を守り、災害を遠ざける護符として使われてきたと伝えられています。古代ローマの人々はカメオ(浮き彫りの宝石)にふさわしい宝石だと考えました。
戦いのお守りとして
オニキスは邪念を払い、ネガティブな波動を吸収し、意志や信念を強め、精神と肉体を安定させるため、古くは戦いの護符として用いられました。
現代での利用
現代では、オニキスはパワーストーンとしてだけでなく、ジュエリーや装飾品としても広く愛用されています。その深い黒色は、シンプルながらも存在感のあるデザインを可能にし、多くの人々を魅了しています。
オニキスの名前の由来
オニキスの名前はギリシャ語で『爪』を意味する『onyx』に由来します。白と黒のコントラストが爪のように見えることから、この名が付いたとされています。
オニキスの和名は「黒瑪瑙」(くろめのう)です。また、縞模様のあるものは「縞瑪瑙」(しまめのう)とも呼ばれます。サードオニキスは「紅縞瑪瑙」(べにしまめのう)と呼ばれます。
まとめ
オニキスの本来の姿は縞模様のある石ですが、現代では黒一色のブラックオニキスが最も広く知られています。
オニキスを身につけることで、強い意志を持ち、ネガティブなエネルギーから身を守り、自分の本来の力を発揮できるようになるかもしれません。日々の生活の中で、上手くオニキスを取り入れたいですね。
