石物語&なぞり書き

#4 シトリン(黄水晶)

太陽の光を宿したる黄金の輝きシトリンは、大地の深き胎内にて悠久の時を経て生成される神秘の結晶なり。
石物語&なぞり書き

#6 タンザナイト(灰簾石)

青紫の深き輝きをたたえるタンザナイト。アフリカの大地、キリマンジャロの麓にて生まれし希有の宝石は、光の変化に応じて色彩を移ろう。昼の青き輝きは夕暮れの紫に溶け、見る者の眼前にて神秘の舞を演じる。
天然石図鑑

カイヤナイト(藍晶石)

遥か1789年、ドイツの地質学者アブラハム・ゴットロープ・ヴェルナーによって、この美しい石は「Cyanite」と名付けられました。当初は「c」の文字で始まっておりましたが、19世紀後半になって「k」へと改められ、現在私どもが知る「Kyanite」という名前が定着したのでございます。
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アメジスト Amethyst

アメジストの歴史は、はるか古代エジプトにまで遡るのでございます。この美しい宝石は、古来より高貴な方々に愛されてまいりました。19世紀末にブラジルで大規模な鉱脈が発見されるまでは、ダイヤモンドやルビーと同等の価値を持つ希少な宝石とされておりました。
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ガーネット Garnet

ガーネットの歴史は実に古く、エジプトの初期王朝時代には、ファラオが赤いガーネットのネックレスをお召しになっていたという記録が残されております。
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#22 クリソコラ(珪孔雀石)

蒼碧の深き大地より生まれし宝玉、クリソコラの姿こそ自然の神秘を映す鏡なり。その色彩、時に深き森の緑を思わせ、また時に澄み渡る大空の青さをたたう。古来より知恵と癒しの力を宿すとされし石なれば、心を鎮め、魂を浄化する力あり。
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#21 エメラルド(翠玉)

太古の地底より生まれし宝石エメラルド。幾星霜を経て人の手に渡りきたるその姿は、まさに大自然の神秘の結晶にして、言葉も及ばぬ美しさなり。透き通る緑青の色合いは、生命力溢るる森林を思わせ、心に安らぎを与うるものなり。硬度高く、永遠の愛の象徴として珍重されし由縁も、理解に難からず。
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#20 カルサイト(方解石)

白き光沢を湛えし清冽なる石カルサイト。その姿は三方晶系の美しき形を成し、透明なるものより乳白色を呈するものまで、様々なる表情を見せる。
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#19 カイヤナイト(藍晶石)

蒼碧の深みより生まれし神秘の石、カイヤナイト。その姿、まことに清らかにして気高し。空の色をまといし結晶は、まるで天上の宝石のごとく輝きを放つ。深遠なる青藍の色合いは、まさに神の眼差しを思わせる。
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エメラルド Emerald

エメラルドの歴史は、実に古代エジプトにまで遡ります。クレオパトラ女王がこよなく愛したと伝えられるこの宝石は、古代ローマ時代にも高く評価されておりました。